以前に書いた 自己紹介記事にも少し書きましたが、最近は本を読むことが多くなりました。
今日までに読んだ本は
・羊と鋼の森(宮下 奈都)
- 価格: 748 円
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・コンビニ人間(村田 沙耶香)
- 価格: 660 円
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・世界ニホン誤博覧会(柳沢 有紀夫)
・風が強く吹いている(三浦 しをん)
風が強く吹いている (新潮文庫 新潮文庫) [ 三浦 しをん ]
- 価格: 1100 円
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・神さまたちの遊ぶ庭(宮下 奈都)
- 価格: 660 円
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になります。
いずれも文庫本で、どれも面白かったです。
どちらかといえば、今までは漫画しか読まないような人間でした。活字も大の苦手だったので、こんなにも読んだのか…と自分でも驚きです。
中でも、三浦しをんさんの「風が強く吹いている」が面白かったので、そちらの感想を書こうかと思います。
物語の中心となるふたりの男子大学生以外は、陸上未経験や陸上から離れた人たちが集まった、ある意味寄せ集めの10人で箱根駅伝を目指す大学生たちの青春物語です。
兄から貰ったこの「風が強く吹いている」。
まさかの本の分厚さに若干引きました。
読み始める前は、興味のない箱根駅伝物語を飽きずに読破できるだろうかと不安でいっぱいでした。でもいざ読み始めたら想像していた以上に熱く、面白かったです。
時々ふと笑ってしまう場面や、感動で思わず涙ぐむ場面もありました。終盤に差し掛かった頃には、あと少しで終わってしまうのかと寂しさを感じるほどでした。
読むうちにどんどん物語に引き込まれ、それこそ自分もまるで走っているかのような速度で読んでいました。読み終わった後の完走感もすごかったな。自分走ってないのに。
竹青荘のメンバーもみんな良かった。読みながら自分の想像の中で動く彼らは格好良かったです。
大家が飼っている犬のニラも、文章だけでとてもかわいいと感じました。
アニメもやっていたみたいで、また機会があればぜひ見たいと思いました。読んでいて一番気になった”走の美しい走り姿”を見てみたいです。
何かと現実的に考えてしまう人もいますが、私は良い作品に出会えたなと思います。
増々、本を読むのが好きになりました。
これから季節は秋ですね。
皆さんも、今年は読書の秋を楽しんでみませんか?
なんて、偉そうに書いてしまった ナツのぼんやりでした。