前回の記事から、またいろんな本を読みました。
今回もずらりと書いていきます。
・本を守ろうとする猫の話(夏川 草介)
- 価格: 715 円
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・昨夜のカレー、明日のパン(木皿 泉)
- 価格: 660 円
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・からくり夢時計(川口 雅幸)
からくり夢時計軽装版 DREAM∞CLOCKS [ 川口雅幸 ]
- 価格: 1100 円
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・ぼくはイエローで、ホワイトで、ちょっとブルー(ブレイディ みかこ)
・三千円の使いかた(原田 ひ香)
・店長がバカすぎて(早見 和真)
- 価格: 759 円
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・そして、バトンは渡された(瀬尾 まいこ)
・流浪の月(凪良 ゆう)
- 価格: 814 円
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・あつあつを召し上がれ(小川 糸)
- 価格: 302 円
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・あの家に暮らす四人の女(三浦しをん)
- 価格: 748 円
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・むらさきのスカートの女(今村 夏子)
- 価格: 682 円
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「ぼくはイエローで、ホワイトで、ちょっとブルー」までは去年に読み、今年に入ってから読んだのは「三千円の使いかた」からです。
感想書くの下手くそで申し訳ないんですが、どれも面白かったです。
「昨夜のカレー、明日のパン」は、このタイトルの意味が分かった時は感動しちゃいました。
「ぼくはイエローで、ホワイトで、ちょっとブルー」や「流浪の月」は読んでて考えさせられました。
「あの家に暮らす四人の女」は笑えるところが多く、最後の方はハラハラする部分もありましたが、予想外の展開で面白かったです。
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そしてつい先日買った「むらさきのスカートの女」ですが、買った当日にあっという間に読み終えてしまいました。
自分でも驚いています。
この作品は「むらさきのスカートの女」と友達になりたいと思う、語り手でもある自称「黄色いカーディガンの女」が奮起(?)するお話です。
語り手の黄色いカーディガンの女は、常にむらさきのスカートの女につきまとっているようにも見えます。行動を観察したりその行動をメモに取ったり、住んでいるアパートはもちろんシャンプーの香りまでも把握し…もはやストーカー…。
しかも就職先を誘導するような行動をとったのにも驚きました。そして同じ職場に働かせるとは…なんだかすごすぎて怖い。
しかし常に監視していても、決して相手にバレることはなく。
よほど存在感がないのか、それとも自ら存在感を消しているのか…。
結局、友達になれずじまいで話は終わってしまいました。
ただ黄色いカーディガンの女は、本当にむらさきのスカートの女と友達になりたかったのかがイマイチよくわかりませんでした。
それにしても、むらさきのスカートの女は黄色いカーディガンの女のせいで、ある意味人生をめちゃくちゃにされてしまったようにも感じます。
しかし、黄色いカーディガンの女も、むらさきのスカートの女を気にするあまり自業自得のような結果になっているのがなんとも…。でも当の本人は全然気にしてなさそうなのがまたすごい…。
むらさきのスカートの女がどうのよりも、語り手である黄色いカーディガンの女が読んでてなんだか怖かったです(笑)
逆に彼女はどういう人物なのか、とても気になってしまいました。
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そして現在は「夜空に泳ぐチョコレートグラミー(町田 そのこ)」を読んでいます。
タイトルと表紙が可愛らしいですが、内容はちょっぴり切ないです。